3号突撃砲G後期型 その40 シュルツェンとOVMの仕上げ
2023年7月4日
車体のスミ入れに続いて、今回はシュルツェンのスミイレとOVM類の仕上げを行います。外から中まで非常に再現度の高いキットです、なかなか手間がかかります。
詳しくはつづきをどうぞ…
シュルツェンのスミ入れ
シュルツェンにスミイレをします。まずは裏側からです。車体と同じで、Mr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを原液のまま塗りつけて、乾かします。
溶剤を染ませた平筆で、ウエザリングカラーを延ばしながら拭き取ります。
表側はスミを入れる前に、デザインナイフの刃先で横方向にキズを入れます。シュルツェンの表側は傷だらけでしょうからね。その上から、スミ入れ塗料を塗ります。
こちらも溶剤を染ませた平筆で、洗い落とします。キズの中には塗料が残りますし、雨だれの痕も残すように意識します。
シュルツェンを乗せてみました。進行方向で前の板が上になるように重ねます。シュルツェンは仮載せしてあるだけなので、少しガタガタです。
OVMの仕上げ
OVM類を仕上げていきます。錆色のピグメントを作り、それをエナメル溶剤で溶いて泥状にします。その泥状の錆をOVMの未塗装の金属部分に塗ります。
車体にすでに接着済みのOVMも、錆色のピグメントを塗ります。そしてピグメントが乾いたら、綿棒でこすって、余分のピグメントを落とします。その時に下地に塗ってある、メタルカラーに金属光沢が出ます。
雨だれなどの追加
ウオッシングで拭き取った上から、さらにスミを入れます。まずは雨だれの跡を付けます。雨だれ(ストリーク)はまさにAKインターナショナルのストリーキンググライムという塗料を使います。雨だれを付けたい箇所に、転々と塗料を置き、それを溶剤を染ませた筆で延ばします。
さらに薄く溶いたストリーキンググライムを、ボルトの周囲に流して、スポットで汚します。小さなボルトやリベットが浮き上がってきます。
OVMもすべて車体に取り付けました。これでほぼほぼ出来上がりです。次は足回りの汚しと履帯の取り付けになります。履帯も塗装して仕上げないといけませんね。
(全作品完成まで あと116)
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初めまして。
一昨日、更新を知ってから最新の記事までやっと追いつきました。中々更新されず嫌な想像もしてしまいましたが、生きて活動されてる事が確認できて非常に嬉しく思いコメントさせて頂きました。バイソンⅡ製作時にここを知ってから色々と参考にさせて頂いてきましたが、何かと大変なご時世でありますので、お身体に気を付けつつ無理の無い範囲で今後も続けて頂ければと思います。
namaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
最近俣手が止まっていますが、元気でやっています。
まぁ、ぼちぼち続けますので、これからもよろしくお願いします。
初めまして!
いつも参考にしています。私もフルインテリアを作成中で真似をさせていただいています。今後もお身体気をつけてください!
2024年は日露戦争から120年の節目なので三笠を作ってみたらいいかもです(´༎ຶོρ༎ຶོ`)お願いします
坂井さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
三笠、いいかもしれませんね。
ちっちゃな船なので、1/350がいいかも・・・
って、まずは三凸仕上げないと(;^_^A
根生さんこんにちは。いつも参考にさせていただいています。
最近キングタイガー戦車を作っているのですが迷彩塗装のコツがいまいち掴めずとても不恰好な戦車になってしまいました。もしよければコツを教えてもらえないでしょうか?
それと田宮のパチッコンテストというのがあります。それに作品の写真を応募してみてはいかがでしょうか?(しっていて出展もしているのなら厚かましいことを言いました。すみません)
あかまっちさん、コメントありがとうございます。
迷彩塗装は難しいですよね。最近のキットは5面全部のイラストが掲載されていることも多いので、それを真似ています。3面しかなかったりすると、反対側はでっち上げになるのですが、これがなかなか難しいです。
実際の第二次大戦のドイツ軍の戦車の迷彩塗装は、戦場で乗員らによって自分たちで塗装されていたそうです。そのためにスプレーガンも戦車に搭載されていたとか。そのため、不器用な戦車兵ともなると、へたっぴな迷彩塗装もあったそうです。そう考えれば、かならずしも上手に塗る必要もないわけで・・・と考えてお気楽に塗ってます(;^_^A
タミヤのコンテストは出したことないです。昔はAFVの会とかに出たりしていたんですよ。