3号突撃砲G後期型 その13 運転手フィギュアの塗装
2023年4月26日
Category : AFV ドイツTags : 3号突撃砲
今回は組み立てた運転手フィギュアを塗装しました。最近のフィギュアキットらしく、モールドもしっかりしており、塗装はたいへんやりやすかったのですが、私の視力がついていかないので、そこそこの塗り分けで妥協です。
詳しくはつづきをどうぞ…
さ府吹と下塗り
まずはサフを吹きます。普通のグレーのサフでもいいのですが、私は影色も兼ねて、自家製のチャコールグレーのサフを吹きます。この段階で、消し忘れのパーティングラインや荒れた表面があれば直しておきます。
次にラッカー(ほとんどクレオスのMr.カラー)で下塗りをします。私はフィギュアは水性アクリル塗料のアメリカーナを使います。この塗料、発色も良く、扱いがしやすく、コスパも良く、良いことづくめなのですが、唯一の欠点がプラモに使った時に塗膜が弱いんです。まぁ、陶器などを着色するトールペイント用なので仕方がありません。最後にはラッカーのクリアで保護するのですが、塗装の途中では剥げても大丈夫なように、保険の意味でラッカーでざっくりと下塗りをしておきます。ほんとにザックリです。
水性トールペイント用塗料で塗装
これが水性トールペイント用塗料のアメリカーナです。50ml以上入っていますから、Mr.カラーやタミヤカラーの数倍の容量です。しかも価格は200円程度と、かなりの買い得感です。しかも色数はものすごくあります。さらに水性なので、筆を洗うのも、塗料を溶くのも水なので、扱いが楽ちんです。しかも臭いません。
アメリカーナを使って塗装しました。基本的な色でべた塗りしたら、その上から影になる色を基本色に混ぜ、それを水でかなり薄めて、影になる部分に流します。顔ならば肌色を塗ってから、肌色に茶色を足した色を薄〜く溶いて、眼窩や顎の下などに流します。その上から、肌色を重ねたり、更に暗い色を溝や影になる部分に足したりして、陰影を入れていきます。洋服も同じ様な要領で塗装します。
鼻筋や指のハイライト部分などは、肌色に白を混ぜた色を薄く塗ります。頬と唇には赤みをほんのり入れます。以前は頑張って眼を描いたりしたのですが、このフィギュアは今まで作ってきた他社のフィギュアに比べて頭が小さく、さらに私の老眼も重なって、もう眼を描くことが出来ません。あきらめて影を入れただけにしています。無理は禁物です。それでも結構イケてます。
作業をしているときにフィギュアをつかんでいる持ち手は、タックルプライヤーという道具です。良くは知らないのですが、釣りをする人が、疑似餌を作ったりするときに、針を固定するために使う道具だそうです。非常に便利な道具で、もう10年以上も使い続けています。
運転席に乗せてみました。フィギュアが全体に小ぶりなのは、車内に収めるためかも知れませんね。なんとか収まってくれています。今日の作業はここで力尽きましたが(笑)、ヘッドホンのコードなどを追加してみようかと思っています。これで運転席周りは出来上がりなので、次は戦闘室の制作に移ろうと思っています。
(全作品完成まで あと116)
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