« »

3号突撃砲G後期型 その13 運転手フィギュアの塗装

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ボーダー Post : 489-13

運転手フィギュアの塗装

今回は組み立てた運転手フィギュアを塗装しました。最近のフィギュアキットらしく、モールドもしっかりしており、塗装はたいへんやりやすかったのですが、私の視力がついていかないので、そこそこの塗り分けで妥協です。

詳しくはつづきをどうぞ…

さ府吹と下塗り

サフ吹き
ラッカーで下塗り

まずはサフを吹きます。普通のグレーのサフでもいいのですが、私は影色も兼ねて、自家製のチャコールグレーのサフを吹きます。この段階で、消し忘れのパーティングラインや荒れた表面があれば直しておきます。

次にラッカー(ほとんどクレオスのMr.カラー)で下塗りをします。私はフィギュアは水性アクリル塗料のアメリカーナを使います。この塗料、発色も良く、扱いがしやすく、コスパも良く、良いことづくめなのですが、唯一の欠点がプラモに使った時に塗膜が弱いんです。まぁ、陶器などを着色するトールペイント用なので仕方がありません。最後にはラッカーのクリアで保護するのですが、塗装の途中では剥げても大丈夫なように、保険の意味でラッカーでざっくりと下塗りをしておきます。ほんとにザックリです。

水性トールペイント用塗料で塗装

水性トールペイント用塗料のアメリカーナ

これが水性トールペイント用塗料のアメリカーナです。50ml以上入っていますから、Mr.カラーやタミヤカラーの数倍の容量です。しかも価格は200円程度と、かなりの買い得感です。しかも色数はものすごくあります。さらに水性なので、筆を洗うのも、塗料を溶くのも水なので、扱いが楽ちんです。しかも臭いません。

運転手フィギュアの塗装

アメリカーナを使って塗装しました。基本的な色でべた塗りしたら、その上から影になる色を基本色に混ぜ、それを水でかなり薄めて、影になる部分に流します。顔ならば肌色を塗ってから、肌色に茶色を足した色を薄〜く溶いて、眼窩や顎の下などに流します。その上から、肌色を重ねたり、更に暗い色を溝や影になる部分に足したりして、陰影を入れていきます。洋服も同じ様な要領で塗装します。

鼻筋や指のハイライト部分などは、肌色に白を混ぜた色を薄く塗ります。頬と唇には赤みをほんのり入れます。以前は頑張って眼を描いたりしたのですが、このフィギュアは今まで作ってきた他社のフィギュアに比べて頭が小さく、さらに私の老眼も重なって、もう眼を描くことが出来ません。あきらめて影を入れただけにしています。無理は禁物です。それでも結構イケてます。

作業をしているときにフィギュアをつかんでいる持ち手は、タックルプライヤーという道具です。良くは知らないのですが、釣りをする人が、疑似餌を作ったりするときに、針を固定するために使う道具だそうです。非常に便利な道具で、もう10年以上も使い続けています。

運転手フィギュアの塗装

運転席に乗せてみました。フィギュアが全体に小ぶりなのは、車内に収めるためかも知れませんね。なんとか収まってくれています。今日の作業はここで力尽きましたが(笑)、ヘッドホンのコードなどを追加してみようかと思っています。これで運転席周りは出来上がりなので、次は戦闘室の制作に移ろうと思っています。

(全作品完成まで あと116)

関連するコンテンツ

作品No.489の記事一覧

  1. ドイツ・3号突撃砲G後期型 1/35 ボーダー Op.489 制作開始 (2023年4月8日)
  2. 3号突撃砲G後期型 その2 車輪とサスペンションの組み立て (2023年4月9日)
  3. 3号突撃砲G後期型 その3 シャーシの箱組み (2023年4月10日)
  4. 3号突撃砲G後期型 その4 シャーシ細部の組み立て (2023年4月11日)
  5. 3号突撃砲G後期型 その5 シャーシ内部をざっくり塗り分け (2023年4月13日)
  6. 3号突撃砲G後期型 その6 シャーシ内部の塗装 (2023年4月16日)
  7. 3号突撃砲G後期型 その7 変速機の組み立て (2023年4月18日)
  8. 3号突撃砲G後期型 その8 エンジンの組み立て (2023年4月19日)
  9. 3号突撃砲G後期型 その9 エンジンと変速機の塗装 (2023年4月20日)
  10. 3号突撃砲G後期型 その10 運転席周りの制作 (2023年4月22日)
  11. 3号突撃砲G後期型 その11 戦闘室の床 (2023年4月23日)
  12. 3号突撃砲G後期型 その12 運転手フィギュアの組み立て (2023年4月24日)
  13. 3号突撃砲G後期型 その13 運転手フィギュアの塗装 (2023年4月26日)
  14. 3号突撃砲G後期型 その14 戦闘室装備品の組み立て (2023年4月29日)
  15. 3号突撃砲G後期型 その15 戦闘室のウエザリングと運転手フィギュアの追加工作 (2023年4月30日)
  16. 3号突撃砲G後期型 その16 戦闘室装備品の塗装と取り付け (2023年5月2日)
  17. 3号突撃砲G後期型 その17 燃料タンク、冷却水パイプなどの組み立て (2023年5月6日)
  18. 3号突撃砲G後期型 その18 燃料タンクと冷却水パイプの塗装と組付け (2023年5月7日)
  19. 3号突撃砲G後期型 その19 冷却ファンの制作 (2023年5月8日)
  20. 3号突撃砲G後期型 その20 エンジンの搭載 (2023年5月9日)
  21. 3号突撃砲G後期型 その21 機関室内部が完成 (2023年5月11日)
  22. 3号突撃砲G後期型 その22 運転席天板内側 (2023年5月12日)
  23. 3号突撃砲G後期型 その23 戦闘室の箱組み (2023年5月14日)
  24. 3号突撃砲G後期型 その24 戦闘室内部パーツの組み立て (2023年5月16日)
  25. 3号突撃砲G後期型 その25 戦闘室内パーツの塗装と取り付け (2023年5月17日)
  26. 3号突撃砲G後期型 その26 主砲の組み立て (2023年5月21日)
  27. 3号突撃砲G後期型 その27 主砲の塗装 (2023年5月23日)
  28. 3号突撃砲G後期型 その28 フェンダーとエンジンデッキの取り付け (2023年5月25日)
  29. 3号突撃砲G後期型 その29 戦闘室の取り付け (2023年5月27日)
  30. 3号突撃砲G後期型 その30 フィギュアの組み立て (2023年5月28日)
  31. 3号突撃砲G後期型 その31 戦闘室の天板・ハッチ裏の制作 (2023年5月29日)
  32. 3号突撃砲G後期型 その32 車体細部の組み立て (2023年5月31日)
  33. 3号突撃砲G後期型 その33 シュルツェンと荷物台の組み立て (2023年6月1日)
  34. 3号突撃砲G後期型 その34 塗装 (2023年6月4日)
  35. 3号突撃砲G後期型 その35 デカール貼りと車輪の迷彩 (2023年6月5日)
  36. 3号突撃砲G後期型 その36 OVMなどの塗り分け (2023年6月7日)
  37. 3号突撃砲G後期型 その38 フィギュアの塗装 (2023年6月20日)
  38. 3号突撃砲G後期型 その39 スミ入れ (2023年7月3日)
  39. 3号突撃砲G後期型 その40 シュルツェンとOVMの仕上げ (2023年7月4日)
  40. 3号突撃砲G後期型 その41 車体下部の汚し(1) (2024年4月12日)
  41. 3号突撃砲G後期型 その42 車体下部の汚し(2) (2024年4月13日)
  42. 3号突撃砲G後期型 その44 車体上部の汚し (2024年4月21日)
  43. 3号突撃砲G後期型 その45 シュルツェンの汚し (2024年4月22日)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »