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3号突撃砲G後期型 その41 車体下部の汚し(1)

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ボーダー Post : 489-41

3号突撃砲G後期型 車体下部の汚し

久しぶりの制作記です。いよいよ汚しの作業に入りました。以前はピグメントで汚していたので、戦車どころか、机も部屋も汚れまくってました。プラモの作業場を失ってからは、自室(寝室兼です)での作業となったので、ピグメントを使うのに抵抗がありました。換気扇もありませんから、窓を開けっぱなしで作業をします。そんなわけで、冬の間はやっぱり手が止まってしまいます。でも、春がやってきました。花粉がへっちゃらな私は、窓を全開でプラモ制作全開です!

詳しくは続きをどうぞ・・・

モデリングペースト

3号突撃砲G後期型 モデリングペースト

今までは、ピグメントでベースの汚れを付けていました。クレオスのMr.ウエザリングペーストも使っていたのですが、主にこってりとした泥を表現するために、マッドブラウンを仕上げに追加するくらいだったのですが、ベースの乾いた汚れにもウエザリングペーストを使うことにしました。

マッドホワイトという明るい色のモデリングペーストを車体に塗りつけます。これを専用の溶剤で広げたりぼかしたりしていきます。初めてなので、使用量がつかめていないので、遠慮気味に塗ってみました。

溶剤で拭き取り、ぼかし

3号突撃砲G後期型 ウエザリングペーストのぼかし

Mr.ウエザリングカラーの専用薄め液を使って、広げたり、拭き取ったり、ぼかしたりしていきます。ウエザリングペーストはエナメル系なので、エナメル溶剤を使うのですが、普通のエナメル溶剤はプラを侵すので、ドボドボ塗るのはちょいと心配です。ですが、このMr.ウエザリングカラーの専用薄め液は揮発が早く、プラをあまり侵さないので、わりと安心して使えます。これを平筆に付け、拭き取ったり、ぼかしたり、広げたりしました。

どうやら最初に塗りすぎたようです。思った以上に汚してしまったようです。ただ、乾くと薄くなるので、もしかしたら大丈夫かもしれません。今まで使っていた、ピグメントを消毒用のアルコールで溶いた自家製のウエザリングカラーは非常に乾燥が早く、どんどん作業が進むのですが、こちらは少し時間がかかりそうです。

車輪の汚し

車輪の汚し

待っている間に、車輪の汚しをします。こちらはペーストを溶剤で薄く溶いてから塗りつけて見ました。こちらの方が作業性が良いですね。使うペーストも少なくてすむので、エコです。

すっかり乾いたけど…

3号突撃砲G後期型 車体下部の汚し

30分ほど置いたらすっかり乾きました。やっぱり塗りすぎでしたね。再度溶剤を染ませた筆で拭き取っていくことにしました。また、反対側も同様に汚していくのですが、今度は塗りすぎないように注意しました。

3号突撃砲G後期型 車体後部の汚し

車体後部も同様に汚します。今度は学習しているので、ほどほどにしています。ただ、泥が厚く残りそうな箇所にはこってり塗っています。

3号突撃砲G後期型 車体前部の汚し

車体の前部も汚します。肉眼で見ると気づかないのですが、こうして写真に撮ると、汚れの上の端のぼけ加減が不自然です。特に向かって右側なんかはスパッと汚れが切れています。ここはもう少しぼかすとよさそうですね。

3号突撃砲G後期型 車体下部の汚し

車体の底面も同様に汚しました。側面のペーストは最初よりはかなり拭き取っています。次回はここに暗い色の湿った泥汚れを追加していきます。それにしても、このウエザリングペーストというのは便利な道具ですね。ニオイもキツくないですし、ピグメントと違って、乾いても粉にならないので、部屋が汚れません。たぶん健康にもいいでしょうね。私は煙草はまったく吸ったことが無いのですが、血液中の酸素濃度が喫煙者なみの数値らしいのです。おそらくピグメントの粉で肺が汚れているんじゃないかと思います。そのせいで、登山でも自転車でも息がすぐ上がっちゃいます。皆さんもピグメントには注意してくださいね。

(全作品完成まで あと116)

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