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3号突撃砲G後期型 その30 フィギュアの組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ボーダー Post : 489-30

フィギュアの組み立て

戦闘室ができたので、次は戦闘室の天板やら車体の外側の組み立てに進むのが順番なのですが、どうしても気になるのでフィギュアを先に組み立てます。とにかく車内にちゃんと収まるか心配でしたが、どうやら杞憂に終わりました。ご覧の様にきっちりと収まってくれました。

詳しくはつづきをどうぞ…

フィギュアの組み立て

裾の削り込み

フィギュアも車内に押し込んでしまえば、洋服の裾なんてまるで見えなくなるのですが、ここまで見えなくなるモノを一生懸命作ってきた手前、ここで止めるわけにはいきません。上着の裾の端を削り込んで、ちゃんと薄くしておきます。

こんな感じでまずは3体をざっくりと組み立てます。腕の角度は後から調整の必要があるので、そんなにガッツリとは固定しません。まずは入るかどうかの確認です。

入るかどうかの確認

フィギュアが入るかどうか確認

3体を組み立てて入れてみました。腕までは付けてあるのですが、その先の手は付いていません。どうやら入りそうです。一安心しました。運転手の椅子はフニャフニャ過ぎて、運転手を支えきれないのですが、車長を押し込むと、それが支えになってくれています。やはり上に立つ人は違いますね。

フィギュアが入るかどうかの確認

実は車長は自分の座席に座っていません。お尻が付いていないような気がします。当然天板から頭が飛び出してしまうのですが、丁度その位置にキューポラがあるのでなんとかなりそうです。というか、キューポラの窓から外を見ているという設定ですね。

車長はツバのある帽子を前後逆に被っていることになっているのですが、帽子パーツの成型不良でツバがありません。別にこのままでもいいのですが、せっかくなのでなんとかしましょう。

手先の取り付け

装填手フィギュアです。左手で砲弾を押し込んでいるポーズです。砲尾に左手がくるように角度を調整しました。

車長フィギュア

車長フィギュアです。帽子は手持ちのジャンクパーツから探しました。タミヤの物がドンピシャでした。

上着の袖口は彫り込んで、薄くしています。

砲手フィギュアです。これが一番苦労しました。腕の角度とハンドルの位置を調整しながら、砲にうまくはまるように組み立てます。

大きな方のハンドルが上下方向、小さな方のハンドルが左右方向の調整になります。それにして大きなハンドルですね。フィギュアが付いて初めて、その大きさが実感できます。

砲手の親指

砲手の親指は運転手と同じく別パーツになっています。米粒よりも小さなパーツで、老眼のわたしにはよく分かりません。ハンドルを握らせるのに一苦労です。

パーティングラインも隙間もそのままですが、接着剤が固まったら処理します…って、できるのか(;^_^A

砲弾と薬莢

砲弾と薬莢

装填手の持つ砲弾と空の薬莢を作ります。砲弾は最初から先っぽが無い形で作られているのですが、これでも長すぎたので、砲手と砲尾の位置に合うように短くしています。

空の薬莢は、主砲の薬莢受けに転がすために作りました。薬莢受けの底に、整形が困難な押し出しピンの痕があるので、それをごまかすために、その上に空薬莢をおくことにしました。すでに3発撃っている設定なので、空薬莢が3個あるのがいいですよね。

フィギュアのフィッティング

フィギュアのフィッティング

運転手の腕がまだ十分に固まる前にフィッティングです。思ったよりも腕は上に、ハンドルの握りの位置は奥にしないといけない感じです。何度かやり直して、どうにかそれらしい位置に納まりました。これでもハンドルは軸にちゃんと付いていませんが、さすがにそこまでは無理なので、これくらいで妥協です。

白状すると、右手の小さなハンドルは、ちゃんと位置が合っているかどうかもよく分かりません。実はもう少し上のような気がするのですが、腕を上げると、ハンドルを照準器と砲の間に入れられなくなったので、右手もこの位置で妥協です。

フィギュアのフィッティング

装填手の腕は、ちょいと直すだけで、砲弾のお尻を押す位置にできました。しかも、バランスの悪い姿勢なのに、ちゃんと立ってくれています。装填手ちゃん、エラい!

フィギュアのフィッティング

うまくフィッティングができました。よ〜く見ると怪しいのですが、そこはね・・・ってことです。このままフィギュアの塗装に進んでもいいのですが、先に戦闘室の天板とかを作ります。すでに説明書無視のやりたい放題ですが、あの説明書に従う気はさらさらありませんからね。

実はこの組み立て作業は、昨日の土曜日に行いました。天気が良いので、アウトドアに出かけようかとも思ったのですが、ここ数日寒い日があって、風邪をひいてしましました。それで半日ほど寝込んだら、結構元気になったので、おとなしくプラモ制作をしてみたというわけです。今日は仕事で一日外出していたので、プラモはお休みでした。

(全作品完成まで あと116)

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“3号突撃砲G後期型 その30 フィギュアの組み立て” への4件のフィードバック

  1. afvbuilder2021 より:

    いやあ!根生さん、いいもの見せていただきました!ジャストフィットですね!天板から見たフィギュアたちの格好よさ!3人のギュウギュウ感がたまりません。フィッテイング作業、本当に大変だったと思います。塗装したらもう何にも言えないくらい格好いいと思います!
    戦闘室の天板はとりはずしが可能なのでしょうか?こんな格好いいフィギュアたちはぜひ完成後も上から眺めていたいものですよね!
    いやはや、本当に入りましたね!
    すごいキットです。ありがとうございました!
    早く風邪直してくださいね!

  2. 根生 より:

    afvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    本当は戦闘室の天板だけじゃなく、エンジンデッキなんかも取り外し式にしたかったのですが、載せただけじゃどうしても隙間ができてしまったので、接着してしまいました。でも戦闘室の天板はほとんど隙間無くはまるので、接着しないでおけそうです。

  3. 昭和なAFVモデラー より:

    残念なコメントかもですが、
    三突のローダーにはヘッドフォンは支給されてませんよ。
    これ、ボーダーのチョンボです。今からでも修正効くなら、
    はずした方が良いかもですよ。

    • 根生 より:

      昭和なAFVモデラーさん、貴重な情報ありがとうございます。
      ほんとに残念ながら、ヘッドフォンを密着させるために耳を切り飛ばしているので、ヘッドフォンを外すことはできません。
      ヘッドごと交換すればいいのですが、まぁ、気にしないことにします。細かな間違いなんて、すでにそこら中にあると思いますからね。あまり神経質にならないようにします・・・と、強がる(;^ω^)

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