3号突撃砲G後期型 その36 OVMなどの塗り分け
2023年6月7日
車体についているOVMなどを塗り分けます。シュルツェンのステーがあったりして、なかなか大変です。そして後回しにしておいた、ペリスコープなどを塗装して取り付けます。
詳しくはつづきをどうぞ…
ツヤ消しクリアでオーバーコート
デカールが乾いたので、ツヤ消しクリアでオーバーコートします。全体のツヤの調整、デカールの保護などを兼ねています。シュルツェン部分のツヤムラもすっかり解消されていますし、デカールの余白部分のシルバリングも見えません。
もともと下地がテカテカのツヤ有りだったので、完全なツヤ消しにはならずに、3/4ツヤ消しくらいのサテン調に仕上がりました。久しぶりにやったけど、思いの外上手くいきました。やれやれ…
吹き漏れのチェック
ハッチや戦闘室の天板など、ピットマルチで接着してあった部分を外して、車体色が内側に吹きもれていないかチェックします。赤丸で囲った部分は、外の色が少し漏れていますが、その範囲はリブの部分までで済んでいます。エンジンデッキのハッチも、4隅が少し吹きこぼれていますが、ここもリブの部分だけなので、簡単に修正できます。
吹き漏れのリタッチとOVMの塗り分け
オキサイドレッドを筆塗りでリタッチしました。段が付いているので簡単に塗れます。ちょっと色鮮やかになってしまうので、もう一度スミイレは必要ですね。
フェンダーの上などに並んでいる、OVMなどを塗り分けます。金属部分はメタルカラーのダークアイアン、木の部分は明るい茶色(アメリカーナのトラッド・ロー・シェンナ)、ワイヤーカッターのエボナイト製の柄はブラウンで塗っています。
謎のパイプ
ランナーに残っているパーツが少なくなってきたので気づいたのですが、こんなパイプのパーツが見つかりました。説明書のどこにも記載がありません。せっかくなので、塗装して取り付けることにします。
実はここにダボ穴が開いています。そしてこの壁の反対側はパイプが運転席まで伸びています。そこから考えられるのは、こちら側にもパイプが存在していてもおかしくないということです。
そんなことから、この謎のパイプはここに付くのじゃ無いかと思います。とは言っても、すでにここまで出来ている状態で、あの位置にパイプを接着するのはなかなかの難工事でした。向きもこれで合っているかどうかも分かりませんが、せっかく塗り分けたジョイント部分が見えるように付けました。本当はどうなんでしょうね?
ペリスコープ
ペリスコープとカニ眼鏡を塗装して取り付けます。ペリスコープはクリアパーツで、カニ眼鏡と照準器のスコープは普通のプラなのですが、どちらも仕上がりは違わないですね。クリアパーツは全体をクリアグリーンで塗ってから、窓以外の部分を黒くしています。カニ眼鏡などはまっ黒に塗った上から、レンズの部分だけクリアグリーンを載せてます。こうしてみると、別にクリアパーツである必要は無いみたいです。
車輪の取り付け
車輪を車体に取り付けます。起動輪以外は全部接着してしまいました。回転はしません。起動輪は履帯をはめなければいけないので、回転するようになっています。フェンダーとの隙間に履帯を通すには、起動輪を回転させないと、ちょっとキツいですからね。ここまできたら履帯に着手しないといけませんね。
さて、OVMなどの塗り分けも終わり、ペリスコープや車輪も付きました。履帯を除けば戦車の制作はほぼ完了です。ウエザリングがまだなので、ピカピカの新車の状態ですね。
次は履帯の組み立てか、それともフィギュアの塗装かです。どっちにしようかな?やっぱりフィギュアかな(未定)。
(全作品完成まで あと116)
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